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ペースト

本ツールでは、クリップボードに NSPNGPboardType があればペースト可能とします。

また、本ツールによる独自 CHUNK がある場合はそれらの内容も取り込みます。


本ツールでペースト時に取り込む CHUNK は次のものです。

CHUNK 名称 役割
IHDR ヘッダ カラータイプは3(index color)で、インターレース無しでなければなりません。
ペーストする画像サイズはこの CHUNK に記述している値を用います。
PLTE パレット 記述している値は先頭から順に各色に対する色要素として用います。
256色分に足りない場合はそこまでの値を取得します(足りない分は本ツールの初期値があたります)。
tRNS 透明 記述している値は先頭から順に各色に対する色補助属性の透明として用います。
0であれば透明、255であれば不透明と解釈します。中間値の場合も不透明として扱いますが、彩度がない(RGB の各値が同じ)場合はその値を明るさとみなして、RGB の各値に読み替えます(このことが、彩度無しを透明度にして保存している場合の tRNS CHUNK の解釈ということになります)。
256色分に足りない場合はそこまでの値を取得します(足りない分は不透明があたります)。
drOP 非使用
独自 CHUNK
記述している値は先頭から順に各色に対する色補助属性の非禁止(吸い取りを禁止)として用います。
maSK マスク
独自 CHUNK
記述している値は先頭から順に各色に対する色補助属性のマスク(上塗りを禁止)として用います。
IDAT 画像 ペーストする画像としてこの CHUNK の内容を用います。
IEND 終端 クリップボードからペーストするデータ列の終端です。ここから先の内容は読み込みません。


パレット取り込み

本ツールによってコピーした場合は、コピーにあげた表のとおりに色補助属性の CHUNK も伴った内容がクリップボードに登録されています。

このとき、ペーストするとパレットの取り込みを行います。

パレット取り込み

浮き出したような表示になっている場合に、その色を取り込みます。

パレット取り込みを行うと、色要素・色補助属性を取り込んだ内容で上書きします。


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